ルーマニア正教に関連した法定休日が2日増えます

ルーマニアの英語ニュース記事によると、1月6日と1月7日が法定祝日として新たに定められました。これは来年の2024年から適用されます。

1月6日は神授祭で、1月7日の洗礼者聖ヨハネの祭日が法定休日となり、その日は労働が禁止されるとのことです。これはルーマニアでは総人口の86.45%を占めるルーマニア正教会の祭日です。

(カルパチア山脈の麓の街ブシュテニにある教会)

1月6日の神授祭(神託の饗宴)は同時に、ルーマニアの人口の7.34%を占めるローマン・カトリック教とギリシア・カトリック教、およびペンテコステ派のキリスト教信者によっても祝われ、特別な日とされています。

この日はオーストリア、キプロス、クロアチア、フィンランド、イタリア、ポーランド、ロシア、スロバキア、スペイン、スウェーデンなどでも法定休日と定められていて、同時に翌日の1月7日のキリスト教の洗礼者、聖ヨハネの祭典とも密接に関連しているため、ルーマニアでも法定休日とされました。

こうしたキリスト教に関連した休日が多いので、その日が日曜日に当たっても、振替え休日とはならないようです。

私はキリスト教徒では無いので、こうした行事があってもよくわからないでいます。

しかしそうした日には朝早くから教会の鐘が鳴り響いたり、すぐ隣のおばあさんが、ご馳走のおすそ分けを持ってきてくれるので、何か厳粛な気持ちがしたりします。

出典はルーマニア・インサイダー.comより