アメリカのビジネスインサイダーサイトが、リモートワークやデジタルノーマッドとして住むのに適している世界の12都市を、Numbeoのデータより生活コストの比較を抽出し、比較して紹介しています(英語)。
その際にルーマニアの首都、ブカレストが最初に紹介されました。
選択の基準は、ブカレストでの、一人暮らしの月家賃の平均的な価格($468.25)、1000平方メートルの家を買う平均的な価格($239,990)、家賃を除く一人当たりの生活費の月額($638.80)、同じく家賃を除く4人家族の生活費の月額($2,237.40)、カプチーノの値段($2.83)、コース料理(3食)の価格($47.92)、スポーツジムのメンバー登録料の月額($45.65)などです。
ブカレストは人口182万人の大きな街です。歴史的な建物は、リトル・パリと呼ばれるほど、フランス建築の強い影響を受けて建てられています。
海外からのルーマニアへの移住者の多くがブカレスト住んでいて、公園も多く、そこで人々と知り合うこともできます。
私は都市が好きではないので、ルーマニアに移住した当初から田舎ばかりを選んで住んできました。それで、ここに挙げられた住宅や生活コストは、ルーマニアの中でも高いのか安いのかよくわかりません。
でもヨーロッパの他の有名な都市に比べたら、かなり安いのでしょう。
また、田舎では家賃はもっと安いし、市場にも行きやすく、野菜づくりや花を植える広い庭も借りられるので、生活費はさらに安くなります。
元記事の中に出てくる、アメリカ人女性は、ブカレストでインターナショナルスクールの教師をしている、とあります。
ブカレスト市内は移動にあまり困らないほど、地下鉄、路面電車、バス、架線電線のあるバス(トラムバス)などが多くて不便を感じないでしょう。
でも一歩、都市圏を離れると自動車が無い場合、行ける場所が限られるので、本人も2010年式のダチア自動車を買ったとも出ています。
ブカレストのマイナス面は、交通量の多さで、これはブカレストの日本大使館へ用があって行くときにもいつも感じます。空気の質が悪い、と言うのは多い自動車のせいでしょう。
なお同記事に紹介された他の都市は、ケープタウン、カタルヘナ(コロンビア)、テェンマイ(タイ)、ジョージタウン(マレーシア)、ラリッサ(ギリシャ)、などです。
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